こんにちは、逆境☆マンです。
気候変動の影響で年々暑さが増していくこの季節。
皆さまいかがお過ごしでしょうか?
なぜこんな話をするのかというと、私は数年前に何度も熱中症にかかった事があるからです。
病院で点滴を数本打ち頭が真っ白になる経験をしました。
今思えば自分の対策も不十分だったし、会社も非常に無頓着でした。
今後自分と同じような経験をしてほしくない、と思いこの記事を書きました。
倉庫での作業は高温・多湿になりやすく、熱中症のリスクが高まります。2025年6月からは企業に熱中症対策の義務化も始まりました。
それでもまだまだ世の中に下記のような対策が十分できるか?
といった疑問符がのこりますが、ぜひ参考にして下さい。
対策8選
1 スポットクーラーや大型扇風機の設置
作業エリアに直接冷風を送ることで、局所的に温度を下げられます。 特に空調が難しい広い倉庫では効果的です。
2 空調服・ネッククーラーの着用
作業者自身が身につける冷却アイテムで、体温上昇を防ぎます。 最近はファン付きベストや冷却ジェル入りのネックバンドが人気です。
3 遮熱・断熱対策の強化
屋根や壁に遮熱塗料や遮熱シートを施工することで、室内温度の上昇を抑えられます。 スプリンクラーで屋根を冷却する方法もあります。
4 作業スケジュールの見直し
気温が高くなる時間帯(午後2時〜4時)を避けて作業を分散。 こまめな休憩と水分・塩分補給も忘れずに!
5 熱中症教育と緊急対応体制の整備
初期症状の見逃しを防ぐため、従業員への教育を定期的に実施。 万が一の際に備えて、報告・搬送の手順も明確にしておきましょう2。
6 暑熱順化(しょねつじゅんか)の促進
本格的な猛暑前に、少しずつ暑さに体を慣らすことで熱中症のリスクを下げられます。 特に新入社員や久々に現場復帰する方には、7日以上かけて徐々に負荷を増やすのが理想です。
7 塩分・ミネラル補給の工夫
水分だけでなく、汗で失われる塩分やミネラルも補給が必要です。 最近では「しおゼリー」や「塩タブレット」など、手軽に摂取できるアイテムが人気です。
8 労働衛生教育の強化
熱中症の初期症状(めまい・吐き気・頭痛など)を見逃さないために、 定期的な教育や訓練を実施することが重要です。
8 作業環境の改修
断熱塗料の塗布、遮熱シートの設置、スプリンクラーによる屋根冷却など、 建物自体の暑さ対策も効果的です。
倉庫や工場での熱中症対策は、設備面だけでなく働き方や個人のケアも含めて多角的に考えるのがポイントです。
とは言え全てをすぐにクリアする事は難しく感じます。
感覚的にはこの8選ですぐに取り組める事は2、4、6、7、8でしょうか?
現在空調服をきていますが、これがあるだけでも大分違います。
空気の流れが絶えずあることが人間にとってこれほど大事だとは!
水分やミネラル補給もすぐに実行できますね。
まずはこんなことから始めてみてはいかがでしょう。
暑い夏、皆でのりきりましょう!
こんな話が皆さんのお役に立てれば何よりです。
ではでは
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