こんにちは、逆境⭐︎マンです。
現在の職場では5名の障害者雇用の方がみえます。
等級は1〜3まであり、自閉症や発達障害、知能障害の方と様々です。
彼らは彼らの出来る事を頑張っていて、その動きに助けられています。
ただ一旦トラブルがあると中々その状況から抜け出せなくなってしまうのも事実です。
ある障害者雇用の青年がその1人です。
彼は何かトラブルがあるとその言葉をずっと引きずってしまいます。
時には数ヶ月前に注意された事までフラッシュバックしてしまいどんなに励ましても立ち直れません。
でも自分もそういう一面がある為、気持ちは痛いほど良く分かります。
きっと根本的な病気の部分がそうさせるのでしょうが、どんどん自分をネガティブな方向に持っていってしまいます。
そして周囲に自分の気持ちを聞いて欲しくて話を方々に拡げるのですが、かといってアドバイスは受け付けないのです。
周囲も疲弊していき、同じ障害者雇用の者同士ストレスの連鎖が起こり始めます。
どうしてあげたら良いものか?
このあたりの微妙なやりとりは神経を使います。

私は思い切って彼に明確に実行できる行動目標を与えました。
今苦手と思っている人に自分から挨拶し声をかけなさい!と。
内容はなんでも良いのです。
自分から行動した事に自信を持ってもらいたいだけなのだから。
半日単位でやれたかどうかを見て、彼が話やすいように促し後押ししてみました。
かなり強引に後押ししたので、この指示が正解なのかは未だに分かりません。
しかし、彼は勇気を出して行動しました。
結果は見違えるほどに自信を持ち、スランプから抜け出しました!(笑)
後押しした自分も胸を撫で下ろしました。
ただし、またこういったトラブルは今後も後をたたないでしょう。
健常者といわれる一般社員も結局トラブルは人間関係ですから。
思えば自分も彼と似たような様態に陥っている事があったし、まだ完全に無くなったとはいいきれません。
今回勇気を振り絞った彼の姿勢から、自分も変わらなければ!
やればできる!
を教えてもらいました。
他人や状況の異なる方の生き方から学ぶ事って沢山ありますね。
こんな話が皆さんのお役に立てれば何よりです。
ではでは
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